魔導国の食糧支援部隊襲撃
14巻、転移3~5年目の間(推定)。王国の新興派閥のフィリップ男爵が、聖王国を援助する魔導国の食糧輸送隊を襲撃した。これが魔導国が王国に宣戦し、王国を滅ぼす口実となった。
- フィリップはもとはモチャラス男爵家の三男で、長兄がカッツェ平野の大虐殺で戦死し(次兄は病死)、家督を継いだ。ヒルマの後押しで新興派閥のリーダーとなった
- 領地を継いだ後の施政に失敗し、領内の食糧生産量が落ちた。同じ派閥のデルヴィ男爵、ロキルレン男爵から、魔導国が王都に食糧を蓄え、街道を通じて聖王国へ食糧援助を送っていると聞いた
- フィリップは王都にある魔導国の食糧が消えれば農作物の価格が上がり、自分は魔導国を打ちのめした英雄にもなれると考え、襲撃を提案して実行した
- 彼は威風堂々と輸送隊の進路に現れ、輸送隊は混乱に陥り、戦うことなく逃げ去った。襲撃は「成功」した
- その後魔導国はこれを理由に王国に宣戦し、王国は瓦礫と化した。フィリップと二人の男爵は領民もろともアルベドに「処理」された(15巻には彼がまだ氷結牢獄で生きていることが示唆されている)
- アルベドはもともと八本指の協力のもと、飢饉で王国の民衆の反乱を煽り、その反乱を開戦の口実にする計画を立てていた(アインズは「飴と鞭作戦」と呼んだ)が、フィリップの先走りで当初の計画が狂った(要検証)
- フィリップは領民から50人を連れてデルヴィ男爵領へ向かい、二人の男爵の部隊と合流した(全軍で約200人の徴集兵という説は要検証)
補足
多くの知恵者が混乱に陥る中、アインズだけが「凡人の発想」でフィリップの暴挙の真相を言い当てた。「フィリップ」という言葉は読者の間で「自分を賢いと思い込んでいる馬鹿」の代名詞になっている。
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